授業科目

【コンピューター基礎】

コンピュータ基礎 13回目"情報セキュリティ"DDOS攻撃について

コンピュータ基礎ではコンピュータに関わる基礎的なものを学びます。学ぶ内容は大きく分けて3つあります。コンピュータ自体について、ネットワークについて、セキュリティについてです。

コンピュータ自体については、コンピュータの内部、中央処理装置、記憶装置(メインメモリや外部記憶装置)、入出力装置などのハードウェアや、OSや内部のデータ構造、ファイル操作などのソフトウェアに関係する内容も学ぶことができます。

ネットワークについては、その成り立ち、現在の利用状況などについて学びます。加えて、セキュリティについても学びます。ネットワークを利用する上で必要となるセキュリティ知識やコンピュータを利用する上でのセキュリティ知識を学びます。

【データ構造とアルゴリズムⅠ】

データ構造とアルゴリズムⅠ 15回目 クイックート

この講義では、コンピュータで演算を行う際に必要な知識について学びます。プログラムを作成するにあたって、そのプログラム内でどのような演算を行うかを決定する必要があります。

アルゴリズムは、その決定した演算を効率良く計算するにためのものです。計算を少ない回数で同じ結果を得ることができれば、より効率が良いアルゴリズムといえます。例として、与えられたものを整列させるアルゴリズムを挙げます。ものを整列させるアルゴリズムにはバブルソートやクイックソートなど各種ありますが、一般的にはクイックソートが最も計算量が少ないと言われています(与えられたものの初期の並びによって変化します)。

また、ある演算を行うために利用するデータをどのような構造にするかも重要になってきます。このデータの構造はプログラムごとに変化しますが、良く利用されるデータ構造があります。このデータ構造について学び、プログラム作成にあたっての知識を学ぶことができます。

【医用プログラミング】

医用プログラミング 4回目 配列の説明

医用プログラミングでは、プログラミングの基礎から応用までを一通り行います。使用するプログラミング言語はC言語です。この講義では、講義を受けてその内容をコンピュータを用いて実際にプログラムを作成します。

この講義は基礎知識を身につける前半部分と、統計計算に関するプログラムを学ぶ部分、最後に医用画像処理を行うプログラムを学ぶ部分に分かれています。前半部分では、C言語の基本的な使い方を学びます。ここで、ある程度の知識を身につけます。実際にプログラムを作成しプログラムの基礎的な記述方法や作成したプログラムの動かし方を身につけます。

その後に統計計算について学び、それを実際にプログラムとして作成します。最後には医用画像処理を行うプログラムの作成を行います。医用画像としてDICOM準拠の画像を用意し、その画像を回転させたり拡大縮小を行うプログラムを作成します。

【広島大学開講科目】

広島大学の開講科目は、医歯薬保健学I、医歯薬保健学II、医療系実習の3科目です。広島大学開講科目では、医学、歯学、薬学、保健学について学ぶことができます。本学とは全く異なった内容を学ぶことがきます。

一例として、医学では、基礎医学から臨床医学まで幅広く学ぶことができ、歯学では、義歯、口腔の動き方、インプラントについて学ぶことができます。また、医療系実習では、実際に医療施設において1週間程度実習を行うことになります。

【広島工大開講科目】

広島工業大学の開講科目は、医用電子工学、医療機器の原理と構造、医用工学実験の3科目です。これらの科目では、医療機器に用いられている基礎的な知識、医療機器がどのような構造でどのような原理で動いているかを学ぶことができます。

特に、医療機器の原理と構造については、実際の機器の動作を理解するための知識を得ることができます。医用工学実験では、他の2科目で学んだ知識を用いて、実際に回路を作成することで、より深い知識を得ることができます。

本学が提供する、コンピュータ基礎では、コンピュータのハードウェア、ソフトウェア、ネットワークに関する基礎知識を身につけるための序説です。 またデータ構造とアルゴリズムIではコンピュータによるデータ処理を実現するための基本概念である、様々なデータ構造とそれを取り扱う基本的なアルゴリズムについて学びます。 医用プログラミングでは、画像処理、統計計算の講義と演習を通じて、情報系の基礎技術であるC言語によるプログラミングについて学びます。

次に、広島大学が提供する医歯薬保健学Iは、医学・歯学・薬学・保健学の総論に当たるもので、それぞれの領域の基礎的事項についての講義をオムニバスで行います。医歯薬保健学IIでは基礎知識を得たうえで、情報科学系・工学系に関係する分野について各論的に講義を行います。 医療系実習では、医療現場での実習を行い、それまでに修得した医歯薬保健学の総論、各論の知識を本物の理解へ深めます。

最後に、広島工業大学の提供する医用電子工学は、医療機器の原理や動作を理解するための基礎である計測工学、電気・電子工学について学びます。医療機器の原理と構造では、医療計測機器、治療機器の基本的な原理と構造および使用上での注意と安全の知識を学びます。医用工学実験では、呼吸モニターの設計、心電計の設計などを通して医療機器の基礎原理について学びます。

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