医療系実習報告 広島市民病院

【実習期間】

平成23年8月22日(月)~8月28日(金)、9月12日(月)~9月16日(金)

【時間割】

区分 日時 担当
1日目 9:00~10:00 事務室庶務係
10:00~12:00 放射線科
13:00~17:00 情報システム科
2日目 9:00~12:00 MEセンター (透析部門含む)
13:00~17:00 事務室医事係
3日目 9:00~17:00 看護部 (手術部門、内視鏡部門、リハビリテーション部門含む)
4日目 9:00~10:00 病理部
10:00~12:00 薬剤部
13:00~17:00 放射線科
5日目 9:00~17:00 臨床検査部

【実習の感想】

情報医工学プログラムの医療系実習を通して、チーム医療の重要性と医療現場における学問連携の重要性を知ることができた。多分野の医療従事者が電子カルテや部門システムを使用して情報の共有を行い、患者への処置を多角的な目線で適切に決定するという理想的な治療の流れが確立しつつある現場を見学できた。この実習を通して,現代医療では医学、工学、情報科学の連携が必要不可欠であることを再認識でき、自らの学問に対する姿勢を見直す良い機会になった。

情報医工学プログラムの締め括りとして、一週間という短い期間ではあるが、実際の医療の現場で実習を行った。 放射線科、薬剤部、ME部門、手術部門など院内を網羅的に見学し、主に使用されている医療機器に焦点を当てて、現場の医師に直接質問したり意見を伺う大変貴重な体験となった。 部門ごとに医療機器の役割は様々であったが、その多くが医師や患者の声のフィードバックにより改良が進められ、作業・治療効率を高めることに非常に大きく貢献していることが強く実感できた。 この機会で得たことを、是非自分の進路の決定に活かしていきたいと思う。

今年の夏休みに情報医工学プログラムの医療系実習で広島市民病院に研修に行かせていただきました。そこでは電子カルテシステムを軸にした院内ネットワークや医療機器の管理調整を行っているMEセンター、手術室、臨床検査部など普段生活をしていたら見ることができないところを見学することができました。電子カルテや医療機器については専門の方のお話を伺うことができ、システムや医療機器の知識をより深めることができました。こういった実際の現場を見ることによって、研究室の中だけで研究をしていると得ることができない知識や経験を得ることができました。ここで得ることができた知識や経験を今後の自分の研究に活かしていけたらと思います。

医療系実習を通して、普段触れることができない医療現場を肌で感じられたことが、私にとって一番の収穫でした。病院の方々も、私たちが「何を知りたいのか」ということを考えて説明して下さったので、理解をより深めることができましたし、現在の医療と情報分野の深いつながりを感じることができました。医療分野でのITの活用法を考える上で、自分の頭で思い描いていたものと現場のギャップを感じられたこの実習は、非常に良い経験となりました。

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