情報医工学プログラム3大学夏季合同セミナー
平成23年8月18日、19日に夏季合同セミナーを開催し、本学から、14名の学生が参加しました。
施設の見学や、情報医工学について、3大学の学生が議論を行う場を設け、これからの情報医工学について、議論を行いました。
■ 施設見学
岡山大学病院三朝医療センター
[鳥取県東伯郡三朝町]
この三朝医療センターでは、センター長による講演がありました。三朝温泉は、放射能泉であり、それを用いた温泉療法や、温泉療法における放射線の影響について講演いただきました。また、医療センター内の設備見学も併せて行いました。
日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター
[岡山県苫田郡鏡野町]
環境技術センターでは、研究員の方による講演を行っていただきました。人形峠の歴史、放射線の影響、半減期などについてお話いただきました。 人形峠では、過去にウラン採掘を行っており、採掘したウラン鉱石から、原子力発電所での燃料を作成するプラントが稼働していました。現在では、それらの施設は稼働しておらず、解体作業を行っているところであります。施設見学では、ウラン採掘を実際に行っていた坑道、解体中のプラントなどの見学を行いました。
■ 宿泊施設において
宿泊施設では、食事を取った後に、3グループに分かれて、「3大学から見る情報医工学について」というテーマでグループディスカッションを行う場を設けました。ここで議論した内容については、後日のFDSD研修会で発表することとなります。